人材開発・組織開発における重要人物:「マーシャル・ゴールドスミス博士」
人材開発・組織開発において押さえておきたいキーパーソン
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人材開発・組織開発用語
人材開発・組織開発に関連する重要人物について、ビジネスコーチ社が解説します。
執筆者
ビジネスコーチ株式会社
マーケティング本部 広報担当
マーシャルセミナーの・ゴールドスミス博士 プロフィール
1949年ケンタッキー州生まれ。インディアナ大学でMBA、UCLAで博士号を取得。
エグゼクティブコーチングの世界的な第一人者。フォード、ファイザー、世界銀行など世界的な 大企業や組織のCEOやその候補100名以上をコーチしたことで知られる。
1976年から大学で教鞭をとる傍ら、数多くのリーダーのパフォーマンスと有効性を向上させるため、専門とする「ボードメンバー向けリーダーシップアセスメント」の手法を駆使してリーダーシップ能力開発プログラムに従事してきた。
2年に一度、「世界で最も影響力のある経営思想家」を発表する権威あるThinkers 50において、2015年は総合5位に選出されると共にリーダーシップ開発部門賞を受賞。2018年にはThinkers50の殿堂入りを果たし、これを機にコーチング&メンタリング部門のマーシャル・ゴールドスミス特別功労賞が創設された。
またHarvard Business Review誌等で「世界No.1のリーダーシップ思想家」、Global Gurus誌等で「世界No.1のエグゼクティブコーチ」とされるなど、関係分野におけるほとんどすべての専門組織から高い実績を認められている。
コーチ、リーダー、思想家を無償で指導するプロジェクト「MG100人コーチ」の創設や、ステイクホルダー・センタード・コーチング・プロセス(※)を考案し、普及させたことでも知られる。
ビジネスコーチ社とゴールドスミス氏の出会いは、カナダで開催された世界ビジネスコーチ協会のカンファレンス。経営者向けのコーチングメソッドをどう作るか模索していた時にゴールドスミス博士と出会う。当社代表の細川は”この人の世界基準のエグゼクティブ開発のメソッドを日本に持ってきたら、本格的に日本企業は変わる"と実感し、「日本に世界レベルのコーチングを普及させるために来日してほしい」とゴールドスミス博士に直談判して当社でのエグゼクティブコーチングの提供が始まった。今もなお、ゴールドスミス博士とは深い親交があり、2023年には5年ぶりにゴールドスミス博士を日本に招聘している。
主な著書は『コーチングの神様が教える<できる人>の法則』『トリガー 自分を変えるコーチングの極意』(いずれも日本経済新聞出版社)などがあり、リーダーシップ開発コミュニティの定番となった『What Got You Here Won't Get You There』や『Triggers』などを含め、40冊以上の著書を執筆または共著。
(※)ステイクホルダー・センタード・コーチング・プロセス
…リーダーがポジティブで測定可能な行動の変化を起こせるよう、上司、同僚、部下、場合によっては家族といったステークホルダーの評価に基づき、コーチングで支援するプロセス。