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人材開発・組織開発用語:「アイゼンハワー・マトリクス」

人材開発・組織開発において押さえておきたいキーワード

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人材開発・組織開発に関連する専門用語について、ビジネスコーチ社が解説します。

執筆者

ビジネスコーチ株式会社
マーケティング本部 広報担当

アイゼンハワー・マトリクス

優先事項を整理するフレーム。重要度と緊急度を軸に示しており、以下のように整理される。

重要度も緊急度も高い   :第1象限
重要度は高いが緊急度は低い:第2象限
重要度は低いが緊急度は高い:第3象限
重要度も緊急度も低い   :第4象限

ビジネスコーチ社では、第1象限および第3象限はマネジメント領域であり、PDCAサイクルを回す中で対応していくことが求められる領域と考えている。この2つの領域は、ある程度のやり方やプロセスがすでに分かっていることが多く、「課題の処理」として意識・時間・エネルギーを費やしてしまいがちな領域である。しかし、革新性や創造性を生み出す領域ではないため、未来志向は作られない(組織の更なる成長に向けたイノベーティブな仕事は生み出されない)。

第2象限はリーダーシップ領域であり、「企業文化・理念の醸成」「組織・心材能力の開発~発展」「人格・教養の醸成」など、理想の状態(Goal)へ向かうためのよりイノベーティブな思考と行動が求められ、未来志向が作られると考えている。
人的資本経営の実現による企業の中長期的成長においても重要視したい。
多くの企業で実践されている1on1もこの領域である。

第4象限は極力時間を割かないほうが良い領域であり、この部分に時間を割くことが多い場合、日々のスケジュールを見直す必要がある。

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